先生とひとつになれたことが嬉しくて涙があふれてきた。


ポロポロと目尻を通ってこぼれ落ちる涙。



「ハル?痛い?」



私は首を左右に振った。



「嬉しい……から……だから……」


「俺も……ハルとひとつになれて……嬉しいよ……。ハル……愛してる……」



先生は私の上で動きながら、私の体を強く抱きしめた。



「ハル……ハル……俺だけの……ハル……」



先生が何度も私の名前を呼ぶ。


先生………。


私も先生のこと好きだよ。


愛してるよ。


私の頭の中は先生のことでいっぱいだよ。


そして私は先生の優しい体温に包まれながら深い眠りについた――。