ベッドの上に優しく下ろされた。
私の目には先生しか映っていない。
先生も私を優しい目で見てる。
お互いの視線が混ざり合う。
これから私は未知の世界に行く。
先生と一緒に――。
「俺……ドキドキしてどうにかなっちゃいそうだよ……」
「私も……凄く、ドキドキしてる……」
先生が私の体を起こして、キスしながら服を器用に脱がしていく。
先生も自分の服を器用に脱いでいく。
薄暗い部屋。
先生の白く絞まった体が現れた。
「ハルの体、凄く綺麗だよ……」
先生も綺麗な体してるよ。
再び私をベッドに寝かせて、腕枕をしてくれた。
上半身を少しだけ起こして、私を見下ろしてる。
空いてる手は私の髪を撫でていた。



