18時少し前に居酒屋に行くと、出入口の前に優とアユが待っていた。



「「ハル!」」



2人が同時に名前を呼んで手を振ってくれた。


優もアユも私が障害者だからって気を遣わない。


普通に接してくれる。


こうして飲み会や遊びに行くのにも誘ってくれる。


私の大切な友達。


優とアユの後ろを着いて中に入る。


1番奥の個室。


チラッと中を見ると――。


えっ?


何で?


個室の中には、男性が3人並んで座っていた。