【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて②―先生と誓う永遠の愛―





「先生?早くしないと遅刻しちゃうよ?」



リビングの時計の針は7時45分を指していた。


先生が時計を見る。



「あっ!やべっ!」



慌てる先生。


さっきまでのクールな先生が急に子供みたいになった。


それがおかしくて笑っちゃった。



「ハル!遅刻したらお前のせいだからな」



先生が笑いながら言った。



「何で?」


「俺を夢中にさせたから」



こんな急いでる時でもドキドキさせるようなことを言うなんて……。