【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて②―先生と誓う永遠の愛―




寝室のドアを開けて中に入る。


掛け布団を足で蹴って、ベッドの上にハルを寝かせた。



「……んっ」



可愛い声を出して、寝返りをするハル。


ヤバい。


このままここにいたら理性を抑える自信は……ない。


俺は急いでハルに布団を掛け、クローゼットから毛布を出すと寝室を出た。


早足でリビングに入り、リビングの電気を消してソファーに寝転んだ。


眠くない。


でも無理にでも寝ないと、このままだったら変になりそうだ。


俺は毛布を頭まで被って、無理矢理目を瞑った。




―瑞樹Side end―