【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて②―先生と誓う永遠の愛―




ネクタイを先生の胸の前に持って行く。


紺色のチェックの柄。


何か高校生みたい。


思わず笑い声が出た。



「何笑ってんだよ~」


「先生、高校生みたい」


「あのなぁ……大人をからかうんじゃない」



先生はそう言って笑うと、私の頭をポンポンとした。


私は紺色のネクタイを棚にしまった。


あっ…これ、先生に似合いそう。


次に出したのは黒の千鳥格子柄のネクタイ。


それをさっきと同じように胸の前に持って行った。


凄く似合ってる。


カッコイイ!


これに決めた!



「先生?レジに行って来るね」


「あ……うん……」



私はネクタイを持ってレジに行った。