【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて②―先生と誓う永遠の愛―





「先生!こっち!」



私は先生の手を引っ張ってエスカレーターに乗った。



「えっ?何?どした?」



ビックリする先生。


確か2階に紳士服のお店があったはず。


エスカレーターを下りて、私は先生の手を引っ張って紳士服のお店に向かった。


あった!


お店の中に入って、ネクタイが置いてあるとこまで来た。


いろんな色と柄のネクタイが並んでる。


先生に似合いそうなネクタイは……。


私は棚の隅から隅まで見た。



「ハル?」



先生が私の肩をポンポンと叩いて名前を呼んだ。



「先生のクリスマスプレゼント、ネクタイに決めたの」


「えっ?いいよ~」



先生が照れ笑いをする。



「私が、先生にプレゼントしてあげたいから…」



そう言って、私は棚からネクタイを1本出した。