【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて②―先生と誓う永遠の愛―




車のエンジンをかける先生。


エアコンから温かい風が出てきた。


先生は私の肩をポンポンと叩いた。



「帰らなくて大丈夫?」



先生がそう言った。


"うん"と頷く私。



「じゃー、飯でも行かない?」


「うん」


「何、食べたい?」


「うーん……。何でもいいよ」



先生と一緒にご飯を食べに行けるなら何でもいいよ。



「そっか…。じゃー、俺に任せてくれる?」


「うん」



先生は展望台の駐車場から車をゆっくり出した。