【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて②―先生と誓う永遠の愛―




私は先生の顔を見た。



「俺からのクリスマスプレゼント」



先生はそう言ってニコッと微笑んだ。



「せん…せ……」



私、先生に何もプレゼントしてないよ?


なのに私だけもらっていいの?


もしかして…トイレに行くって言って、スノードームを買いに行ってたの?


先生……ずるいよ……。


何でこんな泣かせるようなことするの?


目からあふれた涙がポタポタこぼれ落ちていった…。



「ハル~!何で泣くんだよ~」



先生が困ったように笑いながら言った。



「だって……だって……」



鼻水をズルズル啜りながら泣き続ける私。


先生のせいだからね。