【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて②―先生と誓う永遠の愛―




先生にキーケースを渡された。


私はそれを持って、出入口から外に出て先生の車まで行き、教えられた通り車のキーのボタンを押して鍵を開けた。


助手席に乗る。


もう20時前なのに、駐車場は車でいっぱい。


入って来る車もいる。


しばらく待ってると、車の運転席の方に人影が見えた。


先生がドアを開けて、運転席に乗って来た。



「ゴメン!」



私は首を左右に振った。


先生にキーケースを渡す。


先生は車のエンジンをかけた。