【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて②―先生と誓う永遠の愛―




それからハルといろんな店を見て回った。


腕時計を見ると、もう18時過ぎてた。


ショッピングモールの中にあるカフェで晩ご飯を食べることにした。


2人掛けの席に向かい合わせに座った。



「ハル?時間、大丈夫か?」


「うん。先生?私…もう20歳だよ?」


「そかそか」



俺はそう言いながら笑うと、ハルも笑った。


俺の中のハルは、中学生のイメージが強いのかもしれない。


でも現実では15歳だったハルは20歳になってて、25歳だった俺は三十路だもんな。