【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて②―先生と誓う永遠の愛―





「ハル?」



私は顔を上げて先生を見た。



「泣き虫は昔から変わってないな」



先生がクスクス笑う。



「だってぇ……」



私は鼻水をズルズル啜りながら言った。



「子供みたい」



更に笑う先生。


私はホッペを膨らませた。



「あっ!コハルがいた!」



先生が膨らんだホッペをつつきながら言った。



「もぅ!」



私も笑う。



「ハル……一緒に幸せになろうな」


「うん」



私は先生の胸に顔を埋めた。


先生、幸せになろうね。


ずっと、ずっと、一緒だよ。