えっ………。 先生からのプロポーズ。 目を見開いて先生を見る。 見開いた目から涙がこぼれ落ちた。 次から次へと、こぼれ落ちる涙。 「ハル?ハルが大学を卒業したら結婚しよ?」 「……せん……せ…」 「返事を聞かせて?」 「私で……いいの?」 「ハルじゃなきゃダメなんだよ。俺はハルとずっと……おじいちゃん、おばあちゃんになってもずっと一緒にいたい」 「先生……あり……がとう…」 「俺のプロポーズ、受け入れてくれる?」 「うん……」 私がそう返事をした後、先生が私をギュッと抱きしめた。