【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて②―先生と誓う永遠の愛―




先生が私の左手を握った。


ん?


えっ?


何?


左手の薬指に違和感が……。


先生に肩をポンポンと叩かれた。


目、開けていいのかな?


ゆっくり目を開ける。


先生の笑顔が見える。


違和感のあった左手の薬指を見た。



えっ………。



私の左手の薬指にはダイヤの指輪が輝いていた。


私は先生の顔を見る。



「ハル?」


「ん?」


「俺と………」



先生がそこまで言うと、深呼吸した。


そして――。



「結婚して下さい」