【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて②―先生と誓う永遠の愛―




先生のお母さんは紅茶を出してくれた。


このカップも高いんだろうなぁ……。


なんて言いながら紅茶を飲んだ。


私が手土産として持って来たクッキーをお皿に綺麗に並べて出してくれた。



「瑞樹の父です。瑞樹がいつもお世話になってます」



先生のお父さんが頭を下げた。



「あ、いえ……」



私も慌てて頭を下げる。



「で、さっき玄関で言ってたことだけど……どういうこと?」



先生がクッキーをつまみながら言った。



「あぁ、さっきの話ね」



先生のお母さんがティーカップをテーブルに置いた。