【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて②―先生と誓う永遠の愛―




リビングに通された。


ソファーには男性が座っていた。


この人が先生のお父さんかな。


先生はお父さん似みたい。


でも、それにしてもリビングの中も何なの!?


ここは日本だよね?


まるでヨーロッパのお城の中にいるみたい。



「お父さん!前に女の子の話したでしょ?」



先生のお母さんが先生のお父さんに言った。



「あぁ」


「その女の子が、このお嬢さん」



先生のお母さんが私の肩に手を置いた。



「えぇ!」



先生のお父さんもビックリしてる。



「あっ!初めまして、香月ハルです」



私はペコッと頭を下げた。



「ハルちゃんって言うのね。ささ座って?」



先生のお母さんが言った。



「失礼します」



私は先生と並んでソファーに座った。