【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて②―先生と誓う永遠の愛―





「何?知り合い?」



先生は私と女性を交互に見てる。



「あなたが瑞樹の彼女だったなんて……これは運命なのかしらねぇ……」



女性はニコニコしながら言った。


しかも手話を使いながら。


この女性が先生のお母さんだったなんて……。



「えっ?どういうこと?しかも、おふくろ手話なんて使って……」


「まぁまぁ、詳しい話はゆっくり。上がってちょうだい」



私は靴を脱いで用意されてたスリッパを掃いた。