学校が終わった後、私と優とアユは材料の買い出しにスーパーへ寄ってから私の家に帰った。


ダイニングテーブルの上に買ってきた材料を置く。


"トリュフ"を作ることに決めた。



「今日、泊まっていい?」



アユが聞いてきた。



「あっ!私も泊まりたい!」



優が手を上げて言う。



「いいよ」



私は笑顔で言った。


優もアユも喜んでる。


実はこういうのに憧れてたんだ。


友達が泊まりに来てくれて、お菓子を食べながらいろんな話をすることに。


私はお菓子のレシピ本をリビングのテーブルの上に置いた。