15歳のあの日――。 先生と行った展望台。 あれから5年。 クリスマスイブの夜に再び訪れた展望台。 展望台から見える夜景がキラキラ輝き、空からはフワフワと雪が舞い落ちている。 そして――。 今、私の隣には大好きな先生がいる。 ずっと会いたかった先生が――。 あの頃と変わらない先生。 黒い長めの髪に切れ長の目。 筋の通った高い鼻。 整った眉毛に薄い唇。 色白の肌。 長身のスラッとした体型。 今も私の胸を"ドキドキ"させる。