「ねぇ、斗哉くんって郁恋の事…」

「…好きだよ。
ずっと前から片思いだったんだよ…アイツ。」

「やっぱり…」

「ショックだろうな…」

「うん…」

「ずっと…斉だけを見てたからな…」

「…」

「13年間…ずっと。」

「一途だね…」

「だな…」


ブーブーブー…

「あ、あたしだ…ごめんね」

「あぁ。」