あれこれと準備していた手をふと止め、考える。

そういえば……制服のままベッドに入れたけど、まずくねぇか…。


そうだ!着替え着替え!
再び寝室に戻り、静かにクローゼットを開けて桐島が着れそうなものを探した。



…………おい、ちょっと待て。

誰が、着替えさせるんだ……?




………俺っ!?!?


いやっ!それはさすがにまずい!制服を脱がす時点で自分を抑える自信がない!

確実に襲ってしまう!

さっき抱き抱えた時も、実はかなりヤバかった。そして今も……。


チラッと桐島を見ると、ぐっすりと眠っている。

……忍びないけど起こすしかねぇ…。