2人はずっと、あたしの話を頷きながら聞いてくれた。
「そっかー……」
腕を組みながら、うんうんと頷く夏。
「そんな風に思ってたのに、茶化しちゃってごめんね」
「なづぅ、もえがぁ~だいずぎだよ」
感極まって泣いてしまったあたしは、涙声になりながら2人に抱きついた。
「よしよし」
そんなあたしを優しく撫でてくれる夏に
「くっ、くるしぃー………」
と言いながらも抱きしめ返してくれる萌歌。
2人のおかげで自然に笑顔になることができたんだ。
………本当にありがとう。
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