「あっ、涼にー!! おはよう!! 」 やっぱりいた。 毎朝出発する時には、涼にーは玄関の前から私を見送ってくれるようになった。 たまにいっちゃんもいるんだけどね。 あの日から一ヶ月が過ぎた。 早いもので、もう七月になろうとしている。 この一ヶ月で変わったことが、たくさんある。 『涼さん』を『涼にー』と呼ぶようになったこと。 髪をバッサリと切って、ボブ風にしたこと。 学校で新しい友達が出来たこと。 そして…… 涼にーの妹になったこと。