代「えっ・・・・??何でだよ・・・」


何も状況が分かっていない代の頭にはハテナマークが浮かび上がった。


翼「私に・・・・私に期待してる人なんて誰もいない!!!天才だって才能が無ければ普通の人間なの!!!もう・・・・・私は・・・絵を描く資格もないんだからっ・・・」



今にも崩れてしまいそうだった。


か弱い


花の様に

私は既にポロポロと涙を流していた。


代「誰もいなくなんかないよ・・・・」


翼「・・えっ・・・・・?」



代「少なくとも俺は見たいな、翼の絵。」


翼「・・・・しっ・・・・代っ・・・ううっ・・・・・」


私は大泣きしていた。


幸い放課後の遅い時間だったため、図書室には誰もいなくて


ふたりきりだった。