「.....お前、誰だ」

急にその男が
話しかけてきた


「...通りすがりの
女子高生です.......」



「...............」



「...............」



2人の間に沈黙
がおきる....


先に口を開いたのわ

姫華だ



「..では!さようなら」

ピシッと90°頭を下げ
走る準備をした....

いざ走ろうとしたら
今まで黙ってた男が
口を開いた...


「お前...桜ヶ丘高校か?」

「うへっ!?」

変な声が出たが
今はそんな事どうでもいい
なぜそんな事聞かれたのか
わからず姫華の頭わ
パニックになっていた...


(と.とにかく質問に
答えなくちゃ)

「.......は、はい」


「そうか...もう式
始まってんぞ?」


「はい...??」

なんか変な感じ...
そんな事言うために
引き止めたの?...この男

「...歩いて行くのか?」

「...は、はい」

なんか「はい」しか
言ってないな...私...


まぁ...いぃか!!!!
早く学校行かないとっ


「ぢゃ...失礼します」



やっと公園から
出ようとしたが....