kiss、キス、きす。



降り注ぐキスの雨は
粉雪のように優しいモノなんかじゃなくて

ただ、全てを奪い尽くすような


深い深いキス。




邪魔なモノは捨てて
瞼を閉じて

腕を首に絡めれば
二人は簡単に、堕ちてゆく。



でも、そこに気持ちなんてモノは存在しなくて。



唯一、確かな事は
繋がっているのはカラダだけ。

ココロは、いつまでたっても繋げない。



温もりは嘘じゃないのに。

絡み合う視線は、お互いしか見えてないはずなのに。




kiss、キス、すき。



ココロは、ずっとハナレバナレ。