青年は鼻歌を歌いながら、早足で廊下を歩く。 私はそんな青年の背中を睨みつけた。 「離せッ!!なんでお前なんかとガキみたいに手を繋がなくてはならない!?」 「えぇ〜、そんなに俺と手繋ぐのいやぁ?」 「当たり前だ!!」 私は青年の背中に向かって牙を向けると、青年はちらっと顔を振り向かせ、「それは残念」と言ってニヘラと笑った。 ……───虫ずが走る でも、何故だ? この温もりが、愛おしい・・・ .