担任は軽蔑してるような目で私を見下ろしていた。 私はそんな担任から視線を逸らし、辺りをきょろきょろ見回してみると、教室には私と担任しかおらず、窓の外は夜へと姿を変えていた。 けっこう寝たんだな…… 私は一回大きく伸びをすると、机に手をついて椅子から立ち上がった。 「起こしてくれて、どうもありがとうございました。」 心に無い感謝を担任に言うと、学生かばんを肩にかけ、教室を出ようと担任に背を向ける。 早くここから立ち去りたかった。 なぜなら─── .