そしてまた私に視線を戻すと、詰め寄り、彼女に両肩を思いっきり掴まれた。
「深影に何か変なことされなかった!?いきなり抱きつかれたりしてない!?」
「・・・いや、そこまでは・・」
私はマシンガンのようにまくし立てる少女の圧力に負け、少し語尾を弱める。
少女は私の答えを聞くと、「それならよかった」とほっと胸をなで下ろし、両肩から手を離した。
両肩が少しジンジンと痛む。
私はそんな肩を軽くさすった。
「深影には十分注意してね。一体何をされるか分かったもんじゃないんだから」
「おいッ、本人目の前にして言うか、普通!?ていうか俺のことずっとそんな風に思ってたの?」
青年は少女の言葉に傷ついたのかガーンという顔で少女に突っ込んだ。
そんな2人のやり取りを、私は呆気に取られて見つめていた。
とんでもない所に来てしまったな;
私は直感的にそう思った。
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