何が、起きたんだ? ただ鈴が鳴っただけなのに、妖鬼が苦しみ出した。 「よし、行くか」 「あ、あぁ」 深影にあのことを聞こうと思ったが、今はそれどころじゃなさそうなのでやめておこう。 もう狛は妖鬼が落ちていったと思われる所に走っていってる。 私と深影もそちらに向かおうと走り出そうとした時、 「な、なんだあれは!?」 震える声に反応し、私は後ろを振り返ると、村の農民と思われる人達が妖鬼を指差しながら体を震わせていた。 .