「行ってくる。」 音祢は私達にニコッと笑顔を浮かべると、そのまま妖鬼の方へ飛んでいった。 透明な衣にラメみたいなものが入ってるのか月の光でそれがキラキラと輝いてる。 その姿はまるで天女のように、美しいものだった。 「音祢は、唯一高所で戦うことができる使徒なんだ。」 隣をちらっと見ると、深影が穏やかな笑みで音祢の後ろ姿を見つめていた。 .