「?、どうしたん、桜?そんなとこで突っ立って?」 私はイライラする気持ちで深影を見つめていると、深影がこちらに気づいて首を傾げた。 「・・・なんでもない。」 あまりにもマヌケ面で鈍感だから、私のイライラした気持ちが冷めていった。 「油断するな。さっきの妖鬼はまだ"成り立て"だ。きっとまだ近くに妖鬼がいるかもしれねぇ。 あと、そこの情報屋。戦いの邪魔だ、もう帰れ」 「は、はい!!」 狛に睨まれながら言われ、來は声を裏返させると、そそくさと帰っていった。 .