「さすが『藍風』と呼ばれる程あるわね。」 「あいかぜ?」 いつの間にか隣にいた音祢に尋ねてみた。 「深影の二つ名よ。深影はあぁ見えてとてつもない俊足の持ち主で、その速さはまるで風のよう。だから深影の髪の色をかけて『藍風』と呼ばれるようになったの」 「そう、なのか」 あんなヘラヘラした奴がそんな二つ名が・・・ なんか、腹立つ。 .