「みんなおはよーす!」
光「あ、眞季!」
奈「ト、トイレいこう!」

??いきなりなんだぁ~?

 「ど、どーしたの?」
奈「あのね、さっき教室で…」
光「慥脇(たしわき)さんが野田くんに告ったの」
 
うそーーーーん!!!!!
慥脇さんってあのかわゆくてスタイルよすな?

 「で…どウだったの?」
奈「南が『返事はいつでもいい』ってどっかいったの」
光「野田くんぼ~ぜんとしてたよ」
 「やっぱ…OKかな…」
奈「そうとも限んないと思うけど」
光「あたしも」
 「な、なんでぇ??」
奈「野田くん、眞季のこと。」
光「あたしも思う。気になってるハズだよ」

この2人はなにを言ってるんだぁ?
野田くんが気になってる?
あたしのことを??なわけないよ。
…一瞬期待したけど…

 「ないない!ぜーったいない!」
奈「じゃ、今日野田くんにメールしてみ?」
 「な、なんで?」
奈「今日告られたんでしょって感じで」
光「それいいーー!で、好きな人聞けば!」
 「…いいかもね…」

な!なに言ったあたし!?
なんか賛成しちゃってるし。
でも…返事どうするか聞きたいし…

 「うん!そうしよう!」
奈「そうだ!そうしろ!」
光「なんかあったら教えてよ?強制!」
 「わかってるー」

その日は野田くんのことをずっと考えちゃって、授業なんて頭に入んなかったよ。笑