「やっぱ腹ごしらえしなきゃ」 「もう私ペコペコよ」 無邪気に笑う二人を見て、私はほっとした。 残っている材料で皆でカレーを作った。 「やっぱ皆で作るなら早いしカレーよ…ね?」 「カレー嫌いな人居ないからね」 どんな根拠?と突っ込みたくなったが、またややこしくなりそうで口を瞑った。 「美味しいっ」 「なかなかじゃない」 久し振りに穏やかな時間が流れていた。 「それにしてもいつになったら雨止むのかしらね…」 食後のコーヒーを口に含めながら春菜が呟いた。