君のそばで・・・

「愛理!!」

雄は叫んだが愛理は振り向かない。

しばらくすると沢山の足跡が近づいてきた。

「へ〜、お前が雄?」

笑いながら雄の胸倉を掴む男は、掴んでいる手とは逆の拳を振りあげ雄に殴りかかる。

!?

雄の顔がその痛さで歪む。
雄は地面に叩きつけられ意識を失った。