---ブンと扉が開いた。
わたしは夢をみているのか・・・
エレベーターの扉を開けると、そこは湖。
青い湖がある・・・
扉が開いたと同時に、冷たい水が流れ込む。
足首に水が絡まる・・・
まるで、さざなみのように・・・水が押し寄せる・・・
足と足の間を、水が過ぎて行く・・・
そして、波のリズムに合わせて、白く、白く、わたしの意識が飛ぶ・・・
そして何も聞こえなくなった時・・・覚醒・・・した・・・
目の前。
そこには、いつものように、エレベーターの扉があった。
一秒・・・
ほんの一秒くらいの体験だった・・・
わたしは、何事もなかったように部屋に入り、新しく買ったiMacの電源を入れた。
『いつもの部屋だ。なにも感じない。』
わたしは風呂に湯をはり、今夜、病院でもらった薬を入れた。
バスルームにラベンダーの香りが充満した。
わたしは、服を脱ぎ、湯につかった。
ぽちゃん・・
ぽちゃん・・・
今は寅の刻。
この刻は、御伽婆(おとぎばぁ)という化け物が、湯につかると言われている刻限だ・・・
そう思いながらもわたしは、湯船の湯で顔をぬぐった・・・
ラベンダーの香りが、少し疲れた神経を癒してくれた。
わたしは充分に身体を暖めてから、湯から上がる。
そして、いつものように、風呂あがりのビールを呑み、ほろ酔いながらもパソコンと対面する。
わたしは夢をみているのか・・・
エレベーターの扉を開けると、そこは湖。
青い湖がある・・・
扉が開いたと同時に、冷たい水が流れ込む。
足首に水が絡まる・・・
まるで、さざなみのように・・・水が押し寄せる・・・
足と足の間を、水が過ぎて行く・・・
そして、波のリズムに合わせて、白く、白く、わたしの意識が飛ぶ・・・
そして何も聞こえなくなった時・・・覚醒・・・した・・・
目の前。
そこには、いつものように、エレベーターの扉があった。
一秒・・・
ほんの一秒くらいの体験だった・・・
わたしは、何事もなかったように部屋に入り、新しく買ったiMacの電源を入れた。
『いつもの部屋だ。なにも感じない。』
わたしは風呂に湯をはり、今夜、病院でもらった薬を入れた。
バスルームにラベンダーの香りが充満した。
わたしは、服を脱ぎ、湯につかった。
ぽちゃん・・
ぽちゃん・・・
今は寅の刻。
この刻は、御伽婆(おとぎばぁ)という化け物が、湯につかると言われている刻限だ・・・
そう思いながらもわたしは、湯船の湯で顔をぬぐった・・・
ラベンダーの香りが、少し疲れた神経を癒してくれた。
わたしは充分に身体を暖めてから、湯から上がる。
そして、いつものように、風呂あがりのビールを呑み、ほろ酔いながらもパソコンと対面する。
