アキラサイド。 兄貴の部屋が騒がしい。 一階リビングに居た俺は階段を見上げながらトイレに入った。 ガチャガチャ…。 は? 俺、入ってるんだけど? トイレから出た俺はそこに居た女を思いっ切り睨んだ。 女は、俺を見詰めて動こうとしない。 ゆっくりトイレ出来なかった俺は苛立っていて、 「どけて。」 だけを言って階段を登った。 兄貴の連れだろう…。 始めはそんな風にしか思わなかった。 兄貴の高校の文化祭に行けばあの女は、メイド服なんか着てさぁ~。 でも、愛想笑いも出来ねぇの!