「じゃあ、行ってくるね。」



「あぁ、」



優綺が大きな荷物を持ってホームに立つ。



「新谷!!」



後ろを向くと俺の持っていたクラスのほとんどが来ていた。



元委員長の裕太が言った。



「頑張れよ!」



俺のクラスのやつはほとんどが地元の大学に進学して、優綺だけが一人暮らしになる。



「うん!頑張るね!ありがとう!」



「おう!いつでも帰って来いよ!」