「そんな…教えてくれなかったの?」



「まぁ事情があってよ。」



「ふーん。」



お茶を飲みながら言った。



「ねぇ。」



そう言って耳元で司が囁いた。



「相手って新谷さん?」



!!??



「う゛っ!」



口に含んでたコーヒーが出そうになった。



「当たりだ。大丈夫!言わないって!」



そう言って微笑んだ。



【ブーブーブー】



司のバイブが鳴った。



「ごめん!電話♪」



そう言って司は職員室をでていった。



「SHR行くか。」



今日はA組の担任が昼から出張で臨時の担任ということになってる。