「・・・っ!?」
“そっか・・・北条くん、ホントは好きなヒトがいたんだ・・・”
「実は俺、対抗戦の前日、マネージャーに“好きだ”ってコクったんだよな」
「そ、そーなんだ・・・」
「でも、あっけなくフラれた」
「・・・・・・」
「理由は俺のことを“弟みたいにしか思ってないから”だってさ。まぁ、俺は1年生で、向こうは2年生。年下の男に対して“男”を感じないのは仕方ねぇことなのかもしれねぇけどさ・・・」
「ぶっちゃけ、俺、南野のことを“女”として意識したことがなくってさ・・・」
そのとき不意に、前にアイツが言ってた言葉が頭の中によみがえってきた。
「でも、どうしても諦め切れなくてマネージャーにこう言ったんだ・・・、“あしたの対抗戦でマネージャーのために世界一のダンクシュートを決めてやる! だから、もし、ソイツが決まったら俺と付き合ってくれ!”・・・って」
“そっか・・・北条くん、ホントは好きなヒトがいたんだ・・・”
「実は俺、対抗戦の前日、マネージャーに“好きだ”ってコクったんだよな」
「そ、そーなんだ・・・」
「でも、あっけなくフラれた」
「・・・・・・」
「理由は俺のことを“弟みたいにしか思ってないから”だってさ。まぁ、俺は1年生で、向こうは2年生。年下の男に対して“男”を感じないのは仕方ねぇことなのかもしれねぇけどさ・・・」
「ぶっちゃけ、俺、南野のことを“女”として意識したことがなくってさ・・・」
そのとき不意に、前にアイツが言ってた言葉が頭の中によみがえってきた。
「でも、どうしても諦め切れなくてマネージャーにこう言ったんだ・・・、“あしたの対抗戦でマネージャーのために世界一のダンクシュートを決めてやる! だから、もし、ソイツが決まったら俺と付き合ってくれ!”・・・って」


