「ポチ…大好きよ……
優しくて、正直で……
そしてくみを一番愛してくれてる…」


「愛してるよ。
頭がおかしくなるほど
俺はくみちゃんを求めている。」


「私もだよ。
ポチのために何ができるか
いつも考えてる。」


「俺もだよ。
ガキだけど……くみちゃんを
守りたいってこれでもプライドがあって。」


「ガキじゃないよ。
ポチは頑張ってる。
勉強して、バイトして、
コーシーの世話して
家事も手伝ってくれる
そしてくみを愛してくれるから
私は仕事が始まったら
ポチみたいに完璧にできるのかが
すごくプレッシャーで
親が応援してくれたら
多少できなくても
なんとかなるって……
いつも間にか自分だけでやるってこと
忘れてしまったのかも知れない。」



俺はくみちゃんの髪の毛を
かきあげた。



「愛してるよ。」


しょっぱい顔にキスを
しまくった。

キスをするたび二人で笑った。