一人暮らしは快適だったけど
なんだか亮との関係が
ズルズルしてきたのが
ちょっとうっとーしかった。


「一緒に住もうよ。
そしたら家賃も半分になるし。」


亮は口癖になっている。



うちの家賃は親から出てるの
知ってて言ってるのが
見え見えだった。



「だめだよ、親こっちに来た時
泊まったりするじゃん。
無理だよ。」



「じゃあ、そこそのままでさ
くみが俺の家で
暮らせばいいじゃん。」


家賃半分どうしても
払ってくれって魂胆・・・・