高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~

渡辺が俺の前に立った。


「俺じゃだめか?
健太みたいにかっこよくないけど
おまえだけずっと見て来たんだ。
俺と一緒に楽しい時間つくろ?」


「ナベ…ナベ…」


子供みたいに
睦美は泣きだした。


俺は渡辺の肩を叩いた。


渡辺はしゃがみこんで
睦美を抱きしめた。




「ナベ・・・」


睦美の嗚咽を聞きながら
睦美の家を出た。


どうか・・・・
睦美の目が覚めてくれますように



もう二度と
人を傷つけることは
しませんから・・・・


雪の舞い散る空を見上げた。