高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~

汽車の旅は楽しかった。


いつもは家でコソコソと
楽しむ日陰の身だけど
ここには知ってる人がいないから
少しだけ
ふつうのカップルのように
振る舞えて
ウキウキした。


「きっと今日はこの瞬間が
一番天国だと思うわ。」


「俺は、くみちゃんと一緒なら
どこでも天国だし。」


そう言って笑う。



最近、欲求不満気味の
妊婦は

ポチの表情ひとつにでも
キュンキュンしている。



今回のことがあって
私はさらにポチがまた好きになった。



「パパちゃんは、
よっぽどママちゃんが好きなのね。」


お腹に手を当てて
子供に話しかけた。