「いやなわけないわ。
ただ不安なの。
やっていけるのか
不安なの。
赤ちゃん生れたら二人だけの
問題じゃないよ。」



「俺がくみちゃんと同じ年だったら
くみちゃんは、安心して
生むんだろ?」


「それは・・・・」


「俺が年下なのは現実だけど
大人だから幸せになれるとか
学生だから無理だとか
そこに愛は関係ないのか?」


「ポチ・・・・」


「俺の愛は誰にも負けない。
18で結婚しようと
25で結婚しようがそんなの
ただ生活の問題だろ?
俺がくみと子供を守るから・・・」


ポチは私に必死に語りかける。


わかってるよ


ポチが私を大事にしてくれるのも
守ってくれるのも・・・・

ただ現実が怖いだけ・・・・
それは私がそれなりに大人だから
不安なんだ。