時刻は午前8時過ぎ。 いつもこの時間からバイトに向かってるハズ… なのに、今日はなんの準備もしてない。 ヤバッ! 今日は9時から出勤なのに、まだ着替えてもないよ! 「えっと…常盤くん?だっけ。教えてくれて、ありがとっ」 アタシは出掛ける準備をしながら、彼に伝えた。 「ううん、別にいいよ。それより、俺のコトは常盤でいいから…そう、呼んで?」 「うん!わかった。それじゃあ常盤、ちょっとアタシバイトに行ってくるから家で留守番よろしくね?」 そう行ってアタシは家から出た。