一匹狼少年~ペットな彼~




そうかと思うと、いきなりアタシをベッドに引きづり込んだ。



「きゃっ…!?」





ドサっとアタシは彼のいるベッドの上に倒れた。




な、な、何??


この状況!


なんでこうなるの?!




ドギマギになっていると彼が口元を緩めて笑った。




「…身を固くしちゃってかわいい‥。そんなすぐには襲わないよ?獲物はゆっくりじっくり弱らせなきゃ…」



彼はそう言うとアタシをギュッと抱きしめた。



な、何か今言ってはいけないことを言ったよね?!




「ちょっ、何言って…!」