一匹狼少年~ペットな彼~




でも、よく見ると顔が整っててキレーだし…



いや、そうじゃなくて!!




ドサっ!



「え?」



振り返ると彼はベッドに倒れて苦しそうに息をしていた。



「ほらやっぱり、熱が上がった!早く薬を持ってこないとっ」


そう言ってその場を立とうとすると、今度はガシッと腕を掴まれた。




「いいから…側にいて」



えっ?


彼はそう言うとニッと軽く微笑んだ。