「に、西田って…何で…」 グィッ 「えっ…キャッ!」 『詳しく話聞かせてもらうから あ、先生には適当に理由つけといて』 『あ…ちょっと!待ちなさいよ!』 幸か不幸か 私は彼方に連れられてチャイムが鳴り響く校舎内を どこかへ向かって引きずられていった 西田…輝樹… 一生思い出したくない名前だった 出来ればもう …聞きたくない名前だった 私は無意識に 彼方の手を強く握り締めていた…